Identity

わたしにしかできないこと

VS オンシャ

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はじめに

こんにちは、マナ板です。

就活を終えたので、その辺のことを書き残しておこうと思います。

就活中に情報共有した人間があまり多くないので、自分の就活が変なのか一般的なのかよくわかってないので、参考にならないかもしれないですが……。

よく言われたのは「なんか文系みたいな就活してるねぇ……」でした。

 

まぁ、学部で卒業した同期の記事とかが心の支えになったので、参考になる記事というより心の支えになる記事を目標に。

いやでも「私は就活終わったが?」の気持ちで書いてるからめちゃくちゃ上から目線な記事になってる気がする。イライラしたら読むのやめてください。参考にならないアドバイスを沢山書きました。全体で3万字近くになるくらい。

 

質問箱などで事前にいただいた質問やご要望については、記事内に入れ込んでいるので探してください。

 

 

スペック

・新卒(23卒)

・某国立大学大学院 修士課程 修了見込み

・物理学専攻で半導体(半導体であって半導体素子ではない)の物性を研究中

・中高理科の教員免許持ち

 

TOEICのスコアとかは全く使わなかった(公開しなかった)。英語はできません。

 

志望業界は絞らずに言うとIT。職種は絞らずに言うとシステムエンジニア

プログラミング経験は0ではないが、研究ではあまり使わない。

サークルでゲームを何本か作ったり、競技プログラミングに手を出したり、それくらいですね。

「経験不問!学科不問(文系歓迎)!人柄重視!」みたいな企業しか受けなかったので、プログラミングスキルを問われることはなかったです。でも経験が0ではないという事実を話せたのは多かれ少なかれプラスにはなったのかな、と思います。

 

 

就活の流れ

時系列順にどんなことをやっていたのかの話。

 

2021年5月下旬~6月上旬

5月あたりからマイナビリクナビに登録し、企業を探すフリをしていました。実際真面目に探し始めたのは6月入ってから。

6月からインターンの申込が始まるからそれまでに準備しないと乗り遅れる!と本気で思っていたので動いていましたが、実際そんなことは全然ないです。特に行きたい業界・企業が決まっている人は秋冬からでも追いつけるから全く焦らなくていいです。

 

でも全人類「早く始めた方が良いよ」って言います。私も相談されたら、そう答えます。早く動くからにはそれなりのメリットがあるからです。

業界や企業をじっくり考える時間があるので、「やっぱこっちは違うかも」と思って大きく変えても大きなダメージにならないですし、面接で嫌というほど使う自己PRやガクチカを丁寧に作っておくこともできます。

丁寧に業界を決めることで「なんでこの業界に?」「あっちの業界は興味なかったの?」という質問にも答えやすかったと思います。

そして早く始めると早く終えることが可能です。

 

さて

6月初めにマイナビリクナビで行われる合同説明会(以下合説)に参加し、多分20~30社くらい説明を受けて、うち5~10社くらいは夏インターンや、もう少し詳しい個別説明会などに応募しました。

私はこの時点ではITに加えて半導体メーカーや教育系もちょっと見てました。

 

合説はオンラインだったので、合説に出てくる企業の中で、ここは絶対興味無いな〜という業界の企業以外は全て事前に概要をざっと検索して見ておき(これが大変だった)、気になった企業をピックアップして一日中説明を聞いてました。

もうこの時点でほとんどクソデカオンシャァを見ていないので、クソデカオンシャァに魅力感じなかったんでしょうね。

 

2021年6月下旬~8月上旬

夏のインターンに行ってました。

20社くらい行っていたみたいです。多いのかなぁ……。

6月初めの合説経由で行ったものと、この時期に登録しまくったスカウト型就活サイト経由で行ったものがあります。

 

スカウト型の就活支援サイトは、学歴や自己PR、写真などの情報を入れておくと企業からスカウト(オファー)が来るといったものです。マイナビリクナビの中にも同じようなシステムがあったと思いますが、スカウト型のみで運営しているサイトの方がやはり良いオファーは来るし、使いやすいといった印象があります。

どんなサイトを使ったかは後で書きます。

スカウトって言ったりオファーって言ったりすると思うけれど、特に区別してないです。この記事内では同じ意味の単語だと受け取ってください。

 

インターンについてはほとんど1dayで、企業説明受けてグループワークして次回のイベントのお知らせを聞いておしまい、みたいなのがよくあるパターンです(1dayを複数回行うところが多かったです)。

自己分析をしましょう!就活の軸を決めましょう!みたいなワークをやってくれるところも多かったので、1人でそういったことをやるのが難しいと感じる人は、そういった1dayに参加するのもいいと思います。

本選考でグループディスカッションが存在する企業に受けようと思っている人は1dayで練習するのがいいんじゃなかろうかしら。

時間と体力と精神力の許す限りインターンに行きました。個人的にはガツガツやってると就活やってる感が出て精神的には楽でした。身体は疲れますが。

あと周りの就活生の”程度”が分かります。今後戦っていく人達、そして入社したら同期になる人達なので、知っておくに越したことはないと思います。

 

それからスカウト型の就活支援サイトで自己PRやエピソードを無限(高々有限)に書いては直し、スカウトを送ってきた企業の人事に「直した方がいいところあります?」とか気軽に聞いては直し、書いては直し、をやっていたのが後の本選考のESに役立ちました。

この時期の人事は比較的暇なのか、頼っても嫌がられにくいです。早期選考が始まる冬以降はそっちの業務で忙しくなりますし、人事がESに直接アドバイスを出すことで選考に有利不利が生じてしまうのを嫌がります。

人事を頼るなら夏。ガンガンいこうぜ

 

スカウトを送ってくれたオンシャとお話したり、インターンに出たり、説明会に出たり……とわりかし忙しい感じでした。

講義もあるし研究もあるしとてもつらい。でもB3の方が5億倍忙しかったので学部で就活やってる人間はバケモノ。

 

 

2021年8月下旬〜9月上旬

学会だ〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!

 

9月初めの学会は6月に申し込みをしたので、8月後半から9月前半には就活を入れないように調整しました。ゴリゴリ研究した。

結果、長期インターンはほとんど日程的に無理でした。まぁ特に行きたい企業があったわけでもないのでOKです。

クソデカオンシャはこの時期の長期インターンに行けると早期選考が有利とかって聞くので、クソデカオンシャ志望者は大変なのかもしれません。知らんけど。

 

研究だけしてれば良かったし、学会前でガリガリやってるから結果はポンポン出るし、結構楽しかったような気もします。

修羅場、終わってみると「なんか充実してたな……!」って思えてくるのでマジで良くない。

 

2021年9月下旬〜10月

学会も終わり、夏インターンも大体終わり、適度に秋インターンをこなしたり論文執筆に向けて研究結果を整理したり……わりかしゆったり過ごした期間です。

とはいえ週2,3でインターンなり説明会なりに出ていたようなので「ゆったり」とは……?

 

10月になると早いところは「早期選考やるぜ!」と言ってきます。中小ほど早い印象があります。

そこそこの志望度の高いところから「よかったら適性試験受けて💕」と言われたので、「任せろ💕」と喜んで受けたら落ちました。なんで?

同じ時期に別のオンシャのインターンシップのためにSPIを受けたらこれも落ちた。あれ?

初めていただくお祈りメールの味を私は忘れない。

適性試験への対策については後で書きます。

 

2021年11月

月の初めに初めての一次面接。

ちなみにコレはその場で通過しました。

一次面接の練習しましょう!って言われたからキッチリ準備してハキハキ答えたら「いやなんか練習の必要なかったし、このままいったら一次面接受かりそうだから合格ってことで」などと言われました。ガバガバか?

 

面接対策何やったかとかは後で書きます。

 

馬鹿みたいな量のスカウトが来るので、馬鹿みたいな量のオンシャとインターン・説明会・面談・説明会・インターンインターン・面談・説明会………………。

もっとも酷い週は1週間で9回イベントに参加しています。謎です。1日3社とか平然とこなしてました。

良い子はマネしないでください。

 

優柔不断だから「良さそうなところは全部受けて受かったところから選べばええやろ!w」とか思っていました。

良い子はマネしないでください。

 

2021年12月

インターンはほとんど受けなくなっていき、早期選考をゴリゴリ進めていきます。

面接では「落ちたな」って1回も思わなかったし、実際1社も落ちないまま12月を終えます。

年末に最終面接を2社受けたので、受かってたら年明けのお気持ちが楽だな〜とは思っていました。

 

12月に入ると就活サイトから「年内に内定獲得!」みたいなメールが大量に届きましたが、完全に無視していました。大抵の企業は内定承諾に期限があるので、早く受けたけど承諾期限までに志望のオンシャの選考が終わらず、「え、この内定どうしよう……」になる可能性があります。

まぁこの時期の内定(内々定)なら、めちゃくちゃ承諾期限まで長そうだが……。ある程度足並みを揃えて受けていくのがいいのかなぁ、と。個人の見解です。

第一志望ならガツガツ進めましょう。さっさと内定貰ってさっさと終えよう。

 

 

2022年1月

年明けにお年玉として内定を2つGET。一気に気楽に。

内定があると急に企業を選ぶ側としての立場が強まるので、気持ちに余裕ができます。舐めた態度の面接官が出てきたらこっちから祈ってやりましょう。実際には舐めた態度取って落とされるのは就活生の方ですが。

 

ついでに3月の学会発表が決まり、またもや就活と学会準備が被ります。しかも今回は選考中なので就活を休憩するという選択が取れない。

 

第1志望オンシャが決まっていたので、そこが落ちたら考えよう……になってた。もう企業同士を見比べて、辞退しようとか続けようとか判断する気力がなかった。企業も半導体も研究しないといけない。研究がつらい。

実際ほぼ半導体の研究はやってませんでした。後で痛い目を見ます。

 

就活では面接面接面接面接インターン面接面接面接……いやぁ、人と喋るのが好きで良かったですね。

初対面の人に自己開示するのが苦手な人間はこれ生きていけないだろ、コレ。

私は自語りめちゃくちゃ好きだからいいけど。

 

あと12月終わりに面接受けてから「全然連絡来ないな〜wサイレントお祈りかな〜w」って思ってたら「連絡忘れてたッピ🙏🐙」って電話が来ました。

人事もそんなミスをするので、皆さんもっと気楽に就活しましょう。

こういうミスのある企業を許すか許さないかは人によると思うんですが、僕はこの人事が好きだったので許しました。人柄って大事ですね。志望度はめちゃくちゃ落としたけど。

 

1月終了までに更に内定を2ついただき、内定数は4に。

ついでにお祈りも1件いただきました。SPIで落ちてます。うーん、下手くそ。

 

2022年2月

2月は受けている企業の半分以上が内定orお祈りになったので、面接がグッと減りました。

2月半ばに内定が更に1つ増えて計5。ついでにお祈りも1つもらう。これは面接で落ちた。初めての面接お祈り。自信を失う。

なんか志望動機を他の会社とはガラッと雰囲気を変えた感じにしたら印象が悪かったみたいです。下手に変えない方が良かった……。

 

そして待ち受ける第一志望の最終面接。

死ぬほど緊張しましたが、2日後あたりに格通

ありがてぇ〜〜!

この翌日あたりにお祈りが1件増える。これも面接落ち。やっぱ舐めた態度取ったのは私だった。

 

ってことでここで就活終了です。

内定6, お祈り4(SPI落ち2,一次面接落ち2), 選考辞退2でした。

この後は内定承諾・内定辞退・選考辞退の連絡をしていきます。

内定承諾は電話でしましたが、辞退は全てLINEかメールでしました。

「なんで他の企業に?」「辞退理由を教えてくれません?」「どこの企業に行くんですか?」などとしつこく聞いてくるところもありますが、別に答える義務は無いと思っています。

人事さんが好きだったところ、面接の印象が良かったところなどは素直にお答えしましたが(そもそもそういうところは深くは聞いてこないのでサクッと答えられる)、面接でもズケズケと聞いてきたところは辞退理由もズケズケと聞いてきてめんどくさかったので誤魔化しました。

 

使っていた就活支援サイトやサービス

マイナビリクナビ

企業情報がブワーッと載っている。

合同説明会やらセミナーやらなんやらも運営していたり、インターンへの申込がリクナビマイナビ経由で出来たり、自己紹介を載せておくとスカウトが来たり……と、とにかく”なんでも屋”なイメージ。

 

私はマイナビリクナビの違いがよくわかってないです。

ほとんどの企業はどっちかには載ってるんじゃないかと思うくらい情報があるんですが、日本の企業数がウン百万社に対してリクナビマイナビの掲載企業数が数万社なので、桁違いですね。

実際他のサイトで見た企業をリクナビマイナビの検索にかけても出てこないことはよくありました。

 

私は初めの合説で使ったあとは、インターンへの申込や、企業の情報を得るための辞書的な使い方をしていました。

でも普通に古い情報が混ざっていたり、説明会に出てみたらマイナビに書いてあることとちょっと違うじゃん!みたいなこともなくはなかったので、全部信じるのはなぁって感じ。

マイナビリクナビはクソ!w」って言う人が居るのも分かる。

大手のインターンに出たい人はメインで使っていくんじゃなかろうか。知らんけど。

 

LabBase

「研究を頑張る理系学生のための、就活サービス」ということで、研究内容や勉強していることを書いておくと企業側からスカウトがくるタイプのスカウト型就活サイト。

 

企業数は少ない感じだし、もらったオファーも数件だったと思う。

でもどこも名の知れた大手オンシャばかりだった。研究内容を見てきた大手の半導体メーカーや、志望業界を見てきた大手のSIerあたりからオファーが来た。

ちゃんとプロフィール見てオファー送ってきてくれてるな、というオファーしか来なかったので、そこはとても良かった。

オファー件数が少なかったのは、志望業界と研究内容が合ってないからかなぁと思っています。

でも大手からのオファーってそーんなに大した特典ないんですよねェ。私が雑魚だからか?

 

この下で紹介しているスカウトサイトも含めてそうなんですが、大抵のサイトでは「お友達を招待してアマギフゲット!」なキャンペーンが常時行われているので、バラバラと登録するよりも友だち同士で結託して登録しましょう。

結構稼げる。

 

 

キミスカ

こちらもスカウト型就活サイト。

写真・学歴・自己PR・志望業種・資格などなど色々記入しておくと馬鹿みたいな量のスカウトが来る。

1日に数件は来る。登録した数時間後にスカウトが来る。ほとんど中小でした。

 

なんでこんなにスカウトがくるかというと、使ってる企業数が多いのと、多分「志望業界にITが含まれてる学生全てにスカウトを送る」みたいなことが企業側で出来る。

だからマトモにプロフィールなんて読んでないし、定型文で送ってくるし、全然興味の湧かない企業からオファーがバンバン来る。

「※個別文章○○(例:アルバイト先に貢献しようと考え行動された)ご経験が弊社が採用したい人物像にピッタリだと思い、スカウトさせていただきました。」(原文ママ)という文章のスカウトさえあって、マジで馬鹿にしてるのか?と思う。

 

とはいえ、全てのスカウトを読む必要は無いです。

スカウトには3種類あって

1つ目は「気になるスカウト」。これは企業側が上限なく送ることの出来るスカウトで、もうバンバンと定型文スカウトを送りまくるのに使っている。これはほぼ無視してOK。

2つ目は「本気スカウト」。1つの企業は月に100件までしかこのスカウトを送ることが出来ない。お金払ってキミスカを使っている企業的には限られたリソースを無駄にはできないので、これはそこそこ真面目にプロフを読んで送ってきている。

3つ目は「プラチナスカウト」。月に30件までしか送ることの出来ないスカウト。真面目にプロフを読んで、ご丁寧なメッセージを書いてくることが多い。インターンの選考免除や早期選考の権利を得るのに使えそうな特典が得られたりすることもなくはない。

 

ってことで、学生は「本気スカウト」と「プラチナスカウト」だけ真面目に読み、「気になるスカウト」はホントに自分も気になった社名の企業だけメッセージを読めば良いです。

 

OfferBox

こちらもスカウト型就活サイト。

私はキミスカよりこっちの方が好きだった。

 

登録する内容はキミスカとあまり変わらないが、ちゃんとプロフを読んだスカウトしか来ないし、結構マトモで興味の湧く企業が多いイメージがある(たまに物凄いヤバいオンシャからオファー来るけど)。

それでも全体で50件以上は来ていたみたいです(今数えた)。中身は大手から中小まで色々でした。

 

私が内定承諾した企業もココでオファーをもらった。

ちなみに就活サイトを通して申し込んだ企業へ内定承諾するとサイトからお祝い金(アマギフ)を貰える場合がある。

OfferBoxなら1万円分のアマギフが貰える。ほとんどのサイトは1万円か5千円だと思う。

忘れずに貰っておこうな。

 

丁寧にメッセージのやりとりをしてくれる人事さんが多かったので、OfferBoxに載せた自己PRの添削とかをお願いしたりした。ありがとうございました。

 

dodaキャンパス

CMで「転職はdoda」とかやってますが、多分あのdodaです。

新卒向けでdodaキャンパスを運営していて、これも基本はスカウト型の就活サイト。

他のサイトと大きく異なるのは、企業からスカウトが直接届く場合とは別に、dodaキャンパスの”プレミアムオファー担当”なる人から「あなたにおすすめの企業です」と求人票が送られてくること。

個人で付いてる就活エージェントって感じではないが、それに近い……のかな?

この求人票は結構就労条件がそこそこちゃんと書いてあるので安心感があります。

でもプレミアムオファー経由だと内定承諾お祝い金が貰えない。なんでや。

 

面接対策のセミナーや、載せている自己PRの添削などもやってくれたので、いくつか参加しました。

 

アカリク

大学院生など研究に力を入れている人向けの就活サイト。最近は学部生でも使えたはず。

私はスカウト型就活サイトとして使っていましたが、あんまりスカウトは多くなかったです。

企業検索して応募して……みたいなリクナビマイナビみたいな使い方が基本なのかもしれません。

 

ちょくちょくイベント案内の電話が来る。参加したことはない。

 

私が大好きな初音ミクちゃんとコラボしまして、しかもイラストレーターがさいとうなおき先生ということで、ミクが表紙の冊子を手に入れるためだけに登録したと言っても過言ではないです。後に同じ冊子が大学の支援課に置いてあるのを発見し、登録の必要はなかったことを知る。

ちなみにポスターが当たる抽選に応募したら当たりました。クソデカミクちゃんポスターを手に入れましたが、飾るための壁がなくて困っています。

 

TECH OFFER

理工系学生のためのスカウト型就活サイト。

LabBaseに雰囲気としては近い気がしますが、こっちの方がスカウト数は多かったです。

 

登録時に研究に関する「技術キーワード」を登録することになるのが特徴。例えば私なら「物理学」「半導体」「物性」……などなど。

結構このワードが重要らしく、実際半導体メーカーや材料メーカーあたりのオファーが多かったです。

研究内容と志望業界が近い人には良いサイトだと思います。

書類免除とか特典のあるオファーも比較的多かったような。

 

こちらもイベント案内のお電話がちょくちょく来る。1回参加するだけでアマギフが貰えるのがあったのでそれは参加した。アマギフのために。

 

就活生の口コミとして、インターンの感想や選考の流れ、選考通過したESなども集まっているサイトなので、その辺を参考にするのもいいかと思います。

 

ワンキャリア

正しい使い方ではなかったかもしれないんですが、就活生の口コミサイトだと思って使っていました。

TECH OFFERと同じく、選考の流れや実際に通過したESなんかを就活生たちが投稿しているので、ES書いたり面接準備するときによく見ていました。

 

就活終わった後にワンキャリアに口コミ投稿することでアマギフを稼ぐことも可能。掲載されれば1社1000円分くらい貰えるので結構嬉しい。

 

キャリタス就活・就活会議・みん就・en Lighthouse……etc

登録したが、そこまで沢山は使わなかったサイトたち。

 

キャリタスや就活会議はメールを配信停止にしないとどこのサイトよりも多くメールを送ってきます。

大体「早く内定をもらえます!!!」みたいな焦らせるメールが多いです。

結局使わなかったからメールボックスを圧迫するだけだったなぁ。登録をちょっと後悔しています。

 

みん就やen Lighthouseは口コミを見るのに使ってました。

口コミ数があんまり多くなかったり、情報が古かったり、en Lighthouseは悪い口コミの方が多いので不安になったり……って感じだったので、まぁなくても良かったかなぁと思います。

 

レバテックルーキー

ITエンジニアを目指す新卒生向けの就活エージェント。

キミスカで「よかったらウチのサービス使いませんか?」というオファーを受け、周りに就活仲間がいなくて不安だったこともあって利用した。

 

1人担当のエージェントさんが付いて、面接対策をしてくれたり、ES添削をしてくれたり、求人を紹介してくれたり……と色々やってくれる。

就活全体の進め方に迷ったときや、「これってどうすればいいんだ?」「これはマナー的にマズいのか?」みたいな、企業には聞きにくい小さい悩みが発生したときにサッと聞いて解決できるのは良かった。

ググると結構「Aはダメ!」って意見と「Aでも大丈夫!」って意見がどっちも大量にあって分からなくなるので、私個人の場合はどうした方が良いのか?っていうのを聞けるのが良い。

自分1人で企業を探すと企業多すぎて選べない!って人も、エージェントさんに頼るのはアリなのかな、と思う。悪くない企業を紹介していただいた。

 

エージェント系のサービスは担当との相性で結構評価変わると思うので一概に良いとは言えないですが、私は結構気軽にズバズバと相談してもOKな良いエージェントさんだったので、(エージェントさんが就活において必須だった!とまでは思わないが、)それなりにお世話になりました。ありがとうございました。

 

YouTube

企業が公開している動画を見て企業研究、とかにも使ったが、それより他人の模擬面接動画やグループディスカッション動画があるのがめちゃくちゃ役立った。

就活前って「面接ってこんな感じ」のイメージが具体的じゃないので、ひたすら不安になる。ここ最近はリモートで面接になったからなおさら分からない。

そんなあなたにYouTube!!!って感じ。

 

しゅんダイアリー就活チャンネルひろさんチャンネル【面接アドバイザー社長】はよく見てた。

映像コンテンツとしては前者の方が面白いが、極端なステータスの学生が多かったり、言ってることも極端な場合があるので、そのまま参考にするのはあまりオススメできないかもしれない。面接やESの対策としては後者の方がわかりやすくて一般的な話が多いと思う。

真面目に見る必要は全然ないと思うけど、なんかES書いてて行き詰ったなとか、面接対策なにしたらいいかわかんね~って時に気軽な気持ちで見れば良いと思う。

最低なこと言うと、下手くそな面接見るとイケる気がしてくるし(下手くそでもなんとかしようとYouTubeに出る意欲が尊敬ポイントではある)。

 

Twitter

愚痴を吐き、愚痴を吐き、愚痴を吐くために使っていた。

就活垢みたいなのは作らなかったし、Twitterで情報収集みたいなことはしなかった。

 

ES書くのに「お気持ち長文ツイートの情報量は削らずに文字数だけを140字以内に収める」能力を結構使ったなぁという気持ちはあります。

結構300字以内とか200字以内で内容をまとめるのって難しいんですよね。具体性を保とうとすると尚更。個人的には400字以内なら結構色々書ける。

ということでみんなTwitterをやって文字数削る能力を磨いていこうな(?)

 

 

諸々の対策

自己分析

ほぼやってないです。

強いて言うなら、よく自己PRやガクチカのエピソードを考えていた7~9月あたりが1番よくやっていたでしょうか。あとは直してただけ。

 

私は普段から私がどういう人間であるかをよく考えているし、よく人に話しているし、だからいつも考えていることをそのまま使いました。

ただ普段はぼんやりと考えていることなので、それをきちんと論理的な文章にせねばならないし、「プライベートな私」と「仕事をしている私」を分け、ある程度"良く"見せる努力をせねばならないので、それくらいですね。

 

そもそも就活で「まずは自己分析!」などと言われるからって、自己分析を目的にするのは終わりがないのでやめた方がいいです。自分のことなんてそんな分かろうと思って簡単に分かるようなもんじゃない、でしょ。

 

「自己分析やらなきゃ!」って思うと沼ります。「自己PR書かなきゃ!自分って何が強みかな?」って思ったら自己を分析せざるを得ないだけ、くらいの意識でいいです。

なんなら「自分って何が強みかな?」も難しいので、「こういう人として自分をアピールしよう!根拠になりそうなエピソードはあったかな?」でいいです。

 

自己分析の目的は自己を分析することではなく、ESや面接のため、回答の材料を探すことだと思います。

 

他人に自分の印象を聞くのも結構良い方法かもしれません。たくさん色んな人と雑談して、自分って友達と何が違うのか、どこが良いところ/悪いところなのか、材料探しをしましょう。

 

 

企業研究・就活の軸を決める

多少やった、のかな?

あまり企業研究やるぜ!と思ってやってなかったのでアレですが……。企業研究らしきことは就活中ずっとやってたような気もします。

業界は夏頃には絞ってました。

 

初めに就活の軸みたいなのが決まってたら楽ですが、そうじゃないなら企業のHP見て、ピンと来たら説明会に行って判断する、くらいでいいんじゃないかなぁと。

 

私はやっぱりなんだかんだ仕事は「生活のため、お金のため」で、どうせ働かなきゃならないなら面白いことやりたいよな、という気持ちなので

(もちろん見たのは自分の興味がある業界のオンシャだけですが)

ひとまず給料(低すぎは候補から排除)・福利厚生(特に育休産休、復帰率)・勤務地(関東圏内、なるべく転勤無し)あたりで線を引きました。

わりかし定量的に測れそうな部分だなぁと思っていたし、初めのフィルターとして使うにはいいのかな、と。

お給料見るときは"初任給"と書かれている場合、それは基本給なのか、諸々込み(固定残業代, 地域手当……etc.)の初任給なのか、どこかで確認できるといいです。よくよく基本給聞いてみたらめちゃくちゃ低かったことも全然普通にあるので。ボーナスだのなんだのは基本給で決まってるぞ!

 

何を重要視するかは人それぞれだと思います。

私のように地元から出たくない人も居れば、全国を飛び回りたい人も居るだろうし、とにかく金!給料!仕事内容は問わない!という人も居れば、この製品/事業に関われれば給料は気にしないな〜って人も居るかもしれないし、この事業でバリバリ稼いでやるぜ!俺の時代だ!という気持ちの人もいると思います。(1番最後の人は起業した方がいいのかもしれません)

フルリモートが良いとか、私服OKじゃないと嫌とか、勤務地の近くに美味しいご飯屋さんはあるのか、社員食堂は美味しいのか、よく使うヲタクタウンに行きやすいのか、帰り道に本屋へ寄れるのか、好みの喫茶店は近くにあるか……小さいことでもなんでもいいから、何かそういう「ここは絶対譲れないぜ!」って部分でフィルターかけると無駄な時間を使わなくて済むんじゃないかと。

ご飯とかヲタクタウン、蔑ろにしすぎると「病む」だろうなって思ってるから、フィルターに使わずとも最後の最後に裏の決め手として使うのは全然アリだと思ってる。最後に心を救うのは良い睡眠と美味しいご飯と最愛の推し(個人差アリ)。それこそ人生全体のうちソレをどれくらい重視するか、よ。

 

フィルターをかけたらその後は、詳しい事業内容や働き方、研修制度……を確認していきました。

最後の決め手は社員の雰囲気とかかな?

人間関係以外が全部上手くいっても、直属の上司1人が大きなストレスになれば十分に退職理由になれるでしょ。え、怖。

 

基本的にはマイナビリクナビ・企業HPをサラッと読んで、良さそうなら説明会や座談会へ行き、気になったところを質問して解消していくような感じ。

あと有価証券報告書を読むのは結構好きでした。何がおもろいかと言われると表現出来ないんですが、なんかおもろかったよ。

 

質問箱で「オンシャを決めた真の志望理由は?(給料, 駅近, 歴史, 親受け, 好ましい殿方と縁付けそう……など)」といった質問があったので、ここでは内定承諾先オンシャについてお答えします。

履歴書に書いたり面接中に語った綺麗な志望理由(事業内容や技術への興味, 自分のやりたいこと……)は全く嘘ではなく、私が思っていることをきちんとお話したつもりです。なので、それはそれで真の志望理由ではあるのですが、質問者さんはそこが聞きたいわけではないんですよね、おそらく。

質問の括弧内について言及すれば

・給料はとびきり低くはないですが、とびきり高いとは思っていません。生活に困らない程度の給料だと思っています。

・駅からは近いけど、あまり重視はしてなかったです。駅からめちゃくちゃ遠いオンシャってのもあまりなかった気が。実家からは遠すぎず、近すぎず。

・歴史はそこそこ。でもITなんでね、どこもそれなりに若いのは若いですよ。

・親受けは全く考えていないです。大きな会社ではないので、社名を言っても伝わりませんでした。勤務地的に「関東から出ることがない」というのは私の親に対しては"親受けが良い"ですね。

・好ましい殿方と云々は考えてなかったですねぇ……。そもそも私は、同じ会社で働く人と結婚したいとは思わない気がします。就活時に友人のいる企業は避けたくらいなので。お金もらって働くなら公私をなるべく分けたい。ただ、いつかは結婚したいとは思っているので、結婚しても(出産しても)ちゃんと続けて働けるのか?は結構重要視しました。

 

他のポイントとしては

・福利厚生はしっかりしてます。新人教育にも力を入れていて、ありがたいポイントです。

・理系割合, 院卒割合がそこそこ高く、大学での環境と比べて人間の雰囲気が似ている感じがしたので、居心地悪くはならなそうだなと思っています。

・大きな会社でもないし、そんなに知名度があるようには思えないのに、説明会や座談会にやってきた学生の大学名がそこそこ"良い"ところが多いなと思いました。質疑応答でぶっ飛んだ意味分からん質問が飛ばないのも良い。就活で戦う相手としては難敵ですが、働く仲間になると思えば優秀っぽい人が多いのは嬉しいことです。

・選考の合否連絡が早かったです。元々早いと口コミで聞いてはいたけど本当に早かった。他が1,2週間かかるのに対して2,3日で連絡が来ました。じゃあ全然履歴書とかマトモに読んでないのかと言うとそんなことはなく、面接の内容も「あ〜ちゃんと読んできてくれてるんだな、嬉しいなぁ」って思ったし、最終面接のときの面接官が持ってた私の履歴書がメモだらけなのが遠目でも分かりました。どこのオンシャよりもちゃんと私のことを理解しようとしてくれたし、それでいて連絡が早いのは凄くありがたかったです。むしろ予習がしっかりしてるから判断が早かったんでしょうかね。そういう姿勢で来てくれるから、私もちゃんと準備しよう、ちゃんと話そうって思えたし、合格貰えたときはめちゃくちゃ嬉しかったです。

 

ちなみに結局何処のオンシャなのか?は、Twitterとかで聞かれても(なにせ有名ではないので)お答えしにくいのですが、DMで聞いてくれたり通話や対面で聞いていただければHPのURLを送ったり説明したり出来ます。Twitterなどであんまり社名に繋がる情報を出さないのは暗喩が出来ないし、伝わらないからで、隠したいとかではないです。流石にインターネッツの海に社名そのままは出したくないので……。

 

 

エントリーシート(ES)

あんまり書類選考は多くなかったんですが、0ではなかったです。
大手オンシャは大体ありそうなイメージ。
どちらにせよ面接時に突っ込まれるのでちゃんと書きました。

 

履歴書を書くパターンと、企業側が指定したESを書くパターンがあります。
履歴書(自己紹介書含む)はその辺に落ちてるテンプレをちょっといじって自分に合ったものを作成しておき、志望動機のところだけを主に変えて使ってました。
業界にもよると思いますが、私が受けたところで「手書きしか受け付けません!」みたいなところはなかったです。大体PDF形式で提出ですね。IT業界なのに紙しか受け付けないようなところは流石にやめた方がいい、と言う話かも。
ただ、弊大学の履歴書は紙でしか売ってないので、大学の履歴書を指定された場合は手書きか、スキャンしてなんとかやるか……私は全てを諦めて手書きしてました。


一発で良いESが書けるような才能のある人は少ないんじゃないかと思うので、書いては直し、書いては直し……を繰り返すのが良いと思います。
私はスカウト型就活サイトに登録するため自己PRやガクチカをたくさん書いていたので、それを直し直し使っていました。
あとはESなんていくらでも口コミサイトに転がっているので、それらを見て参考にするのもいいと思います。周りの学生はこういうこと書いてるんやなぁ、などと。

仲良くなった人事や就活エージェント、大学の就活支援センター(?)の人なんかに見てもらって意見を貰うのも良いし、周りに良い先輩や同期が居たら頼んでみるのも良いでしょう。

ちなみに私は大学の就活支援は使ったことがないです……。

 

志望動機にしろ自己PRにしろ何にしろ、根拠として過去の経験を話すのが定石ですが、
エピソードの凄さなんかよりも、簡潔さ・論理性・分かりやすさ・具体性……そっちの方が5000兆倍大事なんだろうなと思いました。

でもやっぱりインパクトがある方が映えるし、覚えられやすいので、個性はどこかで出すのがいいのかも。
特に書類選考は大量に届いたものの中から選んでいくわけなので、ノッペリとした文章よりもメリハリがあって何かしら頭に残るような文章の方が人事も選びやすいんじゃないかなと思っています。
何かキャッチコピーみたいなものを持ってきてもいいし、とにかく嘘をつかない程度に話を盛り上げてもいい。エピソードで負けるなら文章力で勝つしかないんですよね。
自撮りの加工だと思って盛れるところは丁寧にモリモリしました。

 

それから、これは就活直前ではない新入生などにとっても重要な話なのですが、スカウト型の就活サイトや一部の書類選考では「あなたらしい写真」を求められることがあります。

つまり真顔でスーツの証明写真ではない、普段の貴方を写したピン写が欲しい、という要望です。

私は集合写真ならまだしも、ピン写なんて持ってませんでした。写真撮られるの、あまり得意じゃないんですよね。コロナでサークル活動が少なくなった現在は尚更ピン写を持ってない人も多いのではないでしょうか。就活中に突然必要になっても1番用意に困るモノです。

なので、友人と遊ぶような機会があれば、どこかでピン写を、貴方らしいハジける笑顔のピン写を撮ってもらってください。

 

筆記試験

能力検査とか適性試験とか、そういう名前で呼ばれることもあります。
SPIとかCABとかGABとか、そういうやつです。企業独自に作ってる場合もあります。

これがヒジョーーーーーーーーーーーに苦手でした。

 

計算が遅い!ミスが多い!計算が遅い!とにかく計算が遅い!ミスが多〜い!!
マジで算数を爆速で解くための能力が無さすぎる。暗算とか人間のやるべきことじゃないだろ。

 

1社、SPIの結果を教えてくださったオンシャがあったんですが、現代文的な問題が出る「言語」の方が、数学的な問題が出る「非言語」より成績が良かったです。
理系大学院生のはずでは?

計算能力かあるかどうかと理系かどうかは関係がない。


対策としてSPIの本を1冊、CAB/GABの本を1冊、計2冊を集中的に1週間くらいで解きました。時間測りながら。11月とかに。
問題として難しいモノではないので、とにかく慣れるくらいしか方法が浮かばなかった。

第1志望のオンシャはオンシャ独自の試験だったのですが、事前に「こういう内容の試験が出るよ!」という情報を得られたので1ヶ月くらいめちゃくちゃちゃんと対策しました。
暗算が出ると聞き、暗算練習のアプリ入れて2桁×2桁を毎日ひたすら暗算。暗算に本気になるの最初で最後だと思う。めちゃくちゃ早くなって感動しました。

 

頭のイイ学生の皆様なら対策なんて要らないと思いますが、どういう試験が出るのかくらいは調べておくと良いです。
特にCABやGABはちょっと独特な問題が出るので、ちょろっと練習した方が安心だと思います。

 

また、私のように筆記試験がどうしても苦手な人はスカウト型就活サイトでスカウトを貰い、筆記試験パスの権利が得られた企業を受けていくという手も無くはないです。

 

あと性格診断の方ですが、これは普段の私として答えると人見知り陰キャヲタクであることがバレてしまうので、「仕事してるときの私」を強く意識しました。

例えば「初対面の人と話すことにストレスを感じますか?」みたいな質問があったとして、普段の私ならば人見知り陰キャヲタクなのでYes!!!が回答になります。

しかし、例えば新歓やインターンシップ、面接などなど、話さねば責務を全うできないような状況であれば特にストレスなく話すことが出来るのでNoです。"お仕事スイッチ"みたいなのが入るんですよね。

性格検査で知りたいのは「仕事をしている時の貴方」なので、普段の自分ではなく、仕事をしている時の理想的な自分を思い浮かべると良いと思います。尊敬する先輩なんかでも良い。イメージは具体的であればある程良い。

大事なのは一貫性なので、八方美人な回答をすると嘘をついているとの判定が出て、これは落とされます。知らんけど。

 

面接

苦手ではなかったんだろうと思います。
隙自語大好きだし、話し始めると緊張を忘れるタイプなので。

対策セミナーなどには10月とか11月あたりから参加したかな、と思います。

 

極論、明るい笑顔でハキハキ答えていれば受かります。いや、もちろんそれだけじゃ受からないんですが、面接における全ての回答にバフをかけるのが笑顔なんだろう、と思います。

 

とにかく第一印象で勝利を掴め!ということで、Zoomとかならsnap cameraで顔面ちょっとナチュラルな感じに盛って、顔が(明度的な意味で)明るくなるようなフィルターをかけてました。
顔面に光が当たってるか当たってないかで印象が全く違います。お金があるなら所謂"女優ライト"みたいな、自分の顔面に光を当てられるライトを買うべきだと思います。
ブスより美人の方が有利なのはそれはそうなんですが、急に美人になるのは難しいので、せめて"部屋も暗けりゃ顔も暗い"ブスは避けていたいですよね。

それから画面に写った時に上から目線もしくは上目遣いにならないよう、また顔が近すぎたり遠すぎたりしないよう、カメラの位置は調整していました。理想は証明写真くらいで、頭の上に少し空白があり、下は胸上あたりまでが見えるイメージ。目線はカメラを見るようにすると、画面上で目が合うらしいです。

ちなみにZoomなどの背景ですが、ボカシでOKです。流石にクソデカ2次元ムチムチ美少女絵タペストリーは外しましたが、別に白い壁じゃなくても大丈夫。面接対策セミナーでは「白背景以外は失礼!」などと言ってくる人もいますが、大嘘です。面接官だって背景ボカシです。そんなことで落ちるような企業には行かなくてヨシ。

 

面接で緊張するな、というのは難しいかもしれないですが、目の前に居るのは日本語の通じる大人なので……(大ハズレ引くと日本語通じないかもな!w)。

別にとって食われるわけじゃないし、落ちたからって死ぬわけでもないし。
初めに「緊張してますか?」と聞かれることも多かったです。「とォっても緊張してます〜ゥ!今日はよろしくお願いしまァす!(今日一番の笑顔)」って言えば良いです。そこで笑いを誘っていけ(?)

 

自己紹介だけはめちゃくちゃ練習しました。
第一印象に関わるというのもありますが、初めのソレで頭真っ白になるとそれ以降マトモに話せないだろうなと思ったので。
大学名と名前をちゃんと呼吸しながらゆっくり話せば、それでエンジンがかかりました。

自己紹介は面接において自分から話題提供できる最初で最後の機会なので、「こういうこともやってます、意外でしょ!」みたいなアピールをしたいとき、自己PRや志望動機には含められなかったけれどアピールしたいエピソードがあるときなどは、「趣味は〇〇です」「○○をスキマ時間に勉強しています」などキーワードだけ放って置き、詳しいエピソードを深堀りされるかどうかは面接官にゆだねるようなことをやっていました。

エピソードまで具体的に話すとどうしても長くなってしまい、所謂「ずっと俺のターン」な就活生になってしまうので、エサだけ放って食いつくかは面接官次第!という感じで。

 

面接中は終始とにかく笑ってました。ニコニコヘラヘラして、面接官もちょっと笑っちゃうくらいの会話をしてました。
私はコワモテな面接官を笑わせることが出来たら「勝ったな……💪」って思ってました。人間、話し相手が笑ってたら笑うらしいです。
堅苦しい感じで始まっても、笑ってればなんか空気が和らいでいくし、そっちの方が自分としても話しやすかったです。

 

表情無いし、暗いし、下向いてるし、ボソボソなんか言ってるし……みたいなヤツは喋ってる内容が素晴らしくったって伝わらないし、落ちるんじゃないかな。知らんけど。

ヤバイヤバイと思って自分から黙っちゃったりすると、空気がピリつくので余計喋りにくいです。とにかくなんか喋るのがいい。

 

堅くなりすぎたり緊張しすぎたりすると、頭も口も回りません。
自分のやりたいこと、思っていること、頑張って準備してきたこと、それを"その場の"自分の言葉で話すのが良いと思います。
ESを書く時みたいにかしこまった定型文みたいな話をしなくていい、というか、そういういかにも「準備してきました!」みたいな話をさせないように質問を飛ばしてくるので、あまりキッチリと原稿のように話を作っていくと逆につらいかなと思いました。
要点だけ頭に入れておき、あとはその場で組み立てていく方が私はやりやすかったです。今日あった出来事を家族や友人に話すくらいの気持ちで良いと思います。

 

強いて言うなら言いたいことは何なのかはハッキリさせた方がいいと思うので、考えながらゴニョゴニョと述べてしまったなぁと思ったら、最後に「つまりこういうことが言いたかったんです」と言えばなんかまとまります。

 

面接が苦手な人は、つべで動画を見たり、面接対策のセミナーに出てみたり、とにかく鏡の前で笑って話す練習をするのがいいんじゃないでしょうか。

 

集団の面接対策セミナーでは学生同士で面接練習をするのが多かったです。
つまり他人の面接官を自分がやるわけなので、「何言ってんのか分かんないな、この人」とか「コイツ落として〜ェ。会話が成り立たね〜ェ」とか「エピソードつぇぇぇ〜〜合格ゥ!」とか思うことが出来ます。
他人のふり見て我がふり直していけ。


1次面接より2次面接、2次面接より3次面接……と後ろになるにつれて質問はより意地悪に、意図が分かりにくく、答えにくい質問が増えていきます。
多分そういうのにも対処できるか?ということを見られているのだと思いますが、質問される側的にはめちゃくちゃ困りますよね〜。

まぁかといって有効な対処法はあんまよく分かってないんですけど。

 

私はヘラヘラ笑って「そうですね〜〜😅う〜ん💦」などと言って時間稼ぎながら回答を考えてました。面接官は一生懸命悩んでいる様子を見たら質問を変えたり、答えやすい形にしてくれる事もありますし、それくらいで落とされることはありませんでした。

「何ヘラヘラ笑ってるんだ!真面目にやれ!」などと怒ってくるような企業はこちらから願い下げです。そんな企業なかったけど。別に回答にしばらくかかってしまうことはそこまで悪いことではないと思っているし、怒られる筋合いはない。それに私は大真面目にヘラヘラしているし、大真面目に考えている。"面接の場でヘラヘラするのが悪い"のだとしたら、私とは考えが合わないのでやはり願い下げです。そんな会社、絶対社内ピリピリしてるじゃん。

 

変なことを言うよりかは、分からないことは分からない、知らないことは知らない、と答えるのも、それはそれで印象が良いみたいです。知ったかぶりの嘘つきより、無知で素直な方が良いということでしょうか。

オンシャによると思いますが。

 

それから、私は時間を勘違いして面接に遅刻したり、面接中にネットが死んだり……などとトラブルを起こしたこともありますが、なんかどっちも合格したので、そういうトラブルが起きたら落ちるというものでもないらしいです。よく分かりません。

トラブル起きたときにヘラヘラしてたら怒られるかもしれないですね。これらのトラブルは明らかに私が悪いのでちゃんと真面目な顔で謝りました。

 

また、面接では逆質問(就活生から面接官への質問)の時間が大抵あります。
2,3つ用意しておくといいです。

面接官が人事なら、会社の制度面など、会社全体の話を聞くのが良いと思います。
現場の人間が出てきたら、現場での働き方や雰囲気、具体的な仕事内容とかについてでしょうか。
役員が相手なら、社員との関わり方や経営に関する質問とかが良いのではないかと思います。
人事相手に現場の仕事を聞いても相手は知りませんし、役員に「資格取得に関する制度について教えてください」とか聞くのは「今?ここで???する話??????」って感じですよね。


これは面接に限らず、座談会とかでもそう。新卒3年目の若手に「今後の事業展開についてどう考えてますか」とか、20年目のベテラン社員に「新人研修は大変でしたか?」とか質問している人も居ましたが、地獄か?聞く相手間違えすぎだろ。

多分ネットで「座談会で聞いておきたい質問集!」みたいなのを読んで来てるんでしょうが、もうちょい頭使った方が良いでしょ……と思いました。そしてそういう就活生の多い企業は志望度が下がる。企業は悪くないのにね。

事業展開を聞きたいなら事業展開を考える立場の人に聞きましょう。新人研修の体験談は研修終えたての若手社員なんかに聞くのが良いです。

 

グループディスカッション

選考で集団面接とかグループディスカッション(以下GD)みたいのはなかったです。

早期であればあるほど少ないと思います。

 

ただ、インターン中には無限(高々有限)にGDをやったので、そのとき意識していたことなどを書いておきます。あまり参考にならないかも。参考にならないのにめちゃくちゃ書いてる。

集団面接はすまん、経験が0。

 

GDの流れですが、基本的には指定された課題があり、それに対して数十分話し合って、最後に発表を行います。

話し合い中の具体的な流れとしては、(自己紹介→)役職決め→課題の確認→時間配分決め→アイディア出し→まとめ→発表の準備 というのが個人的には理想形だと思っています。この流れを指定されることはあまりないので、誰かが気を付けない限りここから外れた議論を行うことになります。

それぞれの過程において意識したことを書きます。

 

まず自己紹介ですが、必要な場合のみ端的に行います。名前くらいで良いでしょう。ここで時間を食うと後が辛いので、サクサクやります。

強いていえばこの後の役職決めで司会進行役を狙う人間はサッサと口を開き、ここで主導権を握るとやりやすいです。

 

次の役職決めが、自分の評価に大きく関わります。自分の性格に合わせて役職をもぎ取ります。ここは基本的にイス取りゲームなので、早い者勝ちです。そしてココも時間を割きたくないのでサクサク進めます。

GDにおける役職は細かいものも含めるとたくさんありますが、基本的には司会進行役, 書記, タイムキーパー, 発表者あたりがメイン職種になります。その他、アイデアをバンバン出す役目や、議論が在らぬ方向へ飛んでいかないよう監視する役目なども良いでしょう。

 

それぞれの役について更に詳しく書きます。主観です。

 

まず司会進行役。私はまずここを狙っていました。特に新規の案を出すのが苦手な人、何を喋ったらいいか分からず黙ってしまう人にオススメの役です。

GDにおいて評価されるには、「どれだけチームに貢献したか?」が重要ですが、それをアピールするために最低限必要なものが発言量です。とにかく喋らなくてはなりません。喋りすぎもダメですが。

発言量の少ない人間にありがちなのは「何を言えばいいか分からない」「案が浮かばないので話せない」です。司会進行役はこの悩みを解決します。

つまり、「○○さんはどうですか?」「ではココについては◇◇で決まりにしましょう」など、自分では案を上手く考えられなくても、他人に振ったり議論のまとめをしたりすることで、自然に発言量を増やすことが出来ます。しかも議論を積極的に動かしているように見えるので、傍から見るとチームに貢献しているように見えます。

ついでに日本人はみんなそうなのか、極端に司会役を嫌がります。こんなに美味しいポジションは他に無いのに、です。

司会進行役で更に評価点を上げたい場合は監視役を兼任すると良いです。つまり議論を俯瞰し、「今決めているのは○○についてなので、その話は後にしましょう」「そのアイデアは良いですが、論点が違うので、まずは○○を決めませんか?」などと話を挟み、「なんか沢山アイデアは出てきたけど結局まとまらなかった!」という最悪の事態を避けます。語気が強いと空気を悪くした、として評価が下がりやすいので、優しさと笑顔を忘れずに。

常に議論を動かしている司会進行役はこの役目がとてもやりやすいです。そして自分でアイデアを出す必要がありません。ちなみに議論の流れを正す役割はGDにおいてめっっっっっちゃ評価高いらしいです。

論理的思考能力をアピールしたい、他人の話を遮っても揺らがないメンタルを持った人は是非この席を勝ち取ってください。

 

次に書記です。議論で出てきた案を書きとめておく役目です。

自分で案を出すのは苦手でも、聞いたことを簡潔に文としてまとめる能力に自信のある人にオススメです。

最近はオンラインが多いので、パワーポイントなどの画面を共有し、全員に見える状態で書くことが多いです。画面共有の時点で、Wordなどの文書作成ソフトを使う人間が居ますが、そのあと発表をすることを考えれば、パワポなどのスライド作成ソフトの方が5000倍良いです。

Googleスライドなどで全員が同時に編集できる形のモノを用意するのも良いでしょう。書記の負担が減ります。

 

特にオンラインでのGDにおいて書記は非常に重要な役割を果たします。書記がまとめた文がそのまま発表資料として使われてしまうことも多く、というより発表資料は議論しながら書記が作っていくことが多いためです。語彙力の少ない人、端的にまとめるのが苦手な人、スライド作成のセンスがない人は避けた方が良いでしょう。

また、タイピングに自信の無い人も避けた方が良いです。書記のタイピングスピードは議論のスピードに関わります。つまり、ちんたら打ってたら書記を待つのに時間を食うのです。

書記は言われたことをまとめるだけだから、と思うのか、やけに人気の高い役ですが、そんなに簡単な仕事ではありません。

 

また、その貢献度が地味で目立たないので、評価に繋がりにくい難しい役目だと思っています。書いてまとめるのに必死で、発言量が極端に減るからです。

まとめながら「○○と△△は同じような意見なので、一緒にして良いですか?」「その意見はこの案に関連しますね」「それは○○という意味でよろしいですか?」などと確認をとったり、監視役を兼任したりして、司会進行役のサポートを行いながら発言量を増やすと良いと思います。

書記も自然に議論の流れをコントロールできる役です。上手くアピール出来れば高評価が貰えると思います。そして何より、上手い書記が居るとグループとして良い結果が出ると感じています。

ちなみに書記は勝ち取るのがとても簡単で、誰よりも先に「じゃあ発表に使うパワポ共有しちゃいますね〜」などと言いながら画面共有してしまえば書記になれます。みんなそう言われると「アッありがとうございます〜!」しか言えないので。

 

次にタイムキーパーです。

楽だと思われているのか、異常に人気がありますが、私は話すのに集中してしまう性格なのであまりやりたいとは思いません。

タイムキーパーはその名の通り、時間を管理する役目です。役職決めの後に大体何をどれくらいの時間で決めていくかを決めるのですが、議論がその通りに進むように管理します。

議論が白熱するとメンバーは時間を忘れます。また、上手く決まらなくて予定していた時間通りに進まないこともあるでしょう。そんなときに、「そろそろ時間的にまとめていきたいですね」「じゃあ予定を変更して、あと○分考えて、○○の時間を減らしましょう」などと調整するのが大きな役目です。タイムキーパーが仕事を怠ると、時間切れを理由としたザコ発表が容易に出来上がります。

必要な役目ではありますが、これだけだと貢献度が高いようには見えません。また発言量を容易に増やすことが出来ません。よって、多くは司会進行役や監視役、アイデアマンなどを兼任します。

司会進行役や監視役を兼任すれば、わりと議論を動かせます。ただ、司会進行役は他の人がやることも多いと思うので、私なら監視役と兼任しますね。「今は○○の時間なので」とか言いやすい立場にはなるので。

イデアマンと兼任するのも楽な方法ですが、あまりアイデアを出すことに集中しすぎるとタイムキーパーとしての役割を忘れてマイナス評価になることもあるので、まぁその辺は意識の問題ですかね。

 

イデアマンについても述べておきましょう。とにかく案をたくさん出して、議論を活性化させる役割です。

ある意味全員が案を出していく状況が理想的ではあるので、アイデアマンは必要ないと言えばそうなのですが、アイデアを出す人が居ないと議論は進みません。

新しいことがポンポン浮かぶ人は、他の職種と無理に兼任せず、アイデアを出して出して出しまくって発言量を増やすのも良いでしょう。

注意すべきなのは、「今何を話している時間なのか?」です。論点のズレた発言をすれば、鋭い監視役にはボコボコに言われますし、せっかくのアイデアが通りません。監視役が居なければ議論が在らぬ方向へ飛んでいき、時間切れということも有り得ます。筋が通っていて、話題になっていることにピタッと当てはまる良いアイデアを出すことが出来れば高評価です。

1番困るのは誰も案を出せないことなので……。

 

最後に発表者です。

書記が作った、もしくはみんなで作ったスライドを用いて最後に発表を行います。

GDの時間中に練習が出来れば良いですが、出来ない場合はぶっつけ本番で指定時間内での発表を行わねばなりません。またGDの成果をより良く見せられるか、「あれ……?大したこと言ってないな……」になるかは発表者の腕次第なので、全体の評価に大きく関わる大事な役割です。

話すことに自信のある人に是非やってもらいたい役割ですが、発表者は司会進行役以上に人気がありません。誰もやりたがらない場合、椅子取りゲームに負けた人間が発表者になります。負けて発表者になった人が発表苦手マンだと最悪です。自分の方がマシな発表が出来そうだと判断したら自分の役割を引き渡してでも発表者に回るか、「じゃあ発表も私がやりますよ☺️」などと言って、負けた人間はアイデアマンにでもしてください。

私は発表が苦手なので、初手で司会進行役が取れたら、誰かが負ける前に得意そうな人を見つけて「○○さんは発表とかしません?上手そうですよね🥰」などと押し付けていました。

もしくは、GD中に発表者の役目が必要になることはないので、発表準備まで出来てから、それまでの議論を見て得意そうな奴に任せるのもアリです。なんならコレが1番安全まである。ただ、時間がギリギリになって「あ!!!発表者!!!誰!??!?」になるので、時間配分決めの時にちゃんと時間を確保しておきましょう。

 

さて、役職が無事決まれば課題を確認します。

何を決めねばならないのか、何が問題になっているのか、全員で共有しておきます。

サクッと終わらせていい課題の場合と、ココで少し時間を使って決めなければならない課題の場合があります。

例えば「〜〜という問題があって、〜〜を対象に……」などと具体的な課題が提示されている場合はサクサクやってもあまり大きな問題にはなりません。

一方、「当社の新商品を考えてください」みたいなザックリとした課題の場合(こんな課題出るのか?)、「じゃあ新商品を考えましょう!」から始めると詰むので、「対象は誰か?」「値段はどれくらいか?」「この会社のどの強みを使うのか?」「この商品を出すことは会社にとってどんな目的があるのか?」などと議題を分けねばなりません。ここで「対象は誰にしましょう」などと決める必要はないです。何を決めるのか、を決めます。

議論が在らぬ方向にぶっ飛んでいかないために必要な工程なので、少し時間を割きましょう。

 

課題の共有が出来たら時間配分を決めます。

何を何分で決めるのかザックリ見通しを立てます。「時間配分どうしましょう?」と聞くと時間がかかるので、司会進行役かタイムキーパーあたりがザッと決めてしまい、「これでいいですか?」と確認を取ると早いです。爆速で決めていきます。どうせそのうち変更される。

 

そして決めた時間通りになるように意識しながら議論していきます。

まずは案をひたすら出しまくって、あとから比較して絞ると決めやすいです。案出しの時間よりも、絞ってまとめる時間の方が気持ち多めで良いと思います。

司会進行役、監視役の人間、そして何よりアイデアを出す人は「今何について話しているのか?」「何を決めているのか?」を意識してください。

例えば先程の「新商品を考えてください」という課題に対し、「何を目的とした商品とするか?」を決める段階で、「この会社の強みは○○なので、◇◇みたいな新商品を出すと△△な人達にウケると思います!」などと言うのは合ってない、というか議論の方向が吹っ飛びやすい危ない発言です。

確かに良いアイデアかもしれません。が、手段は目的のためにあります。「新商品を出す」ことは手段です。目的は「△△な人達を新規顧客として取り入れる」ことなのか、「○○な強みをアピールする」ことなのか、はたまた違ったものなのか分かりませんが、まずそちらから決まらないことには「◇◇みたいな新商品」という案を出しても結論に厚みが出ません。

そして、監視役が機能していないGDの場合はなんだか良さそうな「◇◇な新商品」という案に引っ張られ、「今何を話しているのか?」を忘れ、「何を目的にした新商品にするか?」が定まらないまま話し合いが続き、更には「え、でも☆☆という強みを活かしたくないですか?◎◎な商品の方がいいと思います!」などという意見が出てきてGDが崩壊します。これはこのまま時間切れで、「◇◇な新商品」もしくは「◎◎な新商品」どちらかをなんとか形にして出すことになります。

こういうGDは評価が低いだろうと想像しますし、発表後の質疑応答で「○○の強みを活かすなら、こっちの方が良くないですか?」「△△な人達は弊社のことをどうやって知るんでしょう?」「他社の◇◇より優れているところはどこですか?」などと聞かれることがあれば詰みです。

きちんと目的が決まっていて、その目的達成のための新商品を考えた方が、最後の発表における説得力が段違いです。なので「今何を話しているのか?」が重要です。でも全員がそんなことを意識出来てるわけがないので、やっぱり監視役はめちゃくちゃ大事。

分からなくなったら「すみません、今何を考える時間ですか?」と聞いてくれて構いません。むしろそういう質問が出てきた方がみんなの意識が高まって良いです。

 

結論が決まったら発表の準備をします。

オンラインの場合は議論しながら資料を作っていることもあるかもしれせん。時間があれば練習もしたいところ。

きちんと目的を決め、それに対して議論してきたならば、発表は議論してきた順番通りに話せばいいので、資料作成に時間がかからず、発表者の負担も少ないと言った利点があります。

 

以上が大きな流れです。課題やメンバーによって内容は多少変わると思います。

理想的なGDのためには、課題の共有でしっかり問題を細分化している必要があり、手間がかかります。大抵きっと簡単には上手く行きません。

そしてメンバーがなるべく全員優秀である必要があるので運も必要です。そもそも自分が優秀じゃない……のは普通に自分のせいで落ちるだけなのでまぁそれはそれで仕方ないですね(?)

監視役がちょっと優秀でも、奔放なアイデアマンが居れば、抑えられずにひっちゃかめっちゃかになることでしょう。制限時間によっては「この会社の強みは○○なので、◇◇みたいな新商品を出すと△△な人達にウケると思います!」という意見を軸に作っていった方が、上手くいくのかもしれません。

 

なにはともあれ、個人面接よりも集団で何かをやる方が運要素は強めですし、向き不向きがあるので、苦手だと感じる人はなるべく早期の選考に参加するか、そもそもGDが選考に含まれない企業を選ぶというのも手なのかもしれません。

 

祈られたとき

全部受けて全部合格するような就活生はそんなに多くないでしょう。居ないとは言わないですけど。
どこかしらできっと祈られます。
なので、祈られても「みんな1度は通る道や」くらいに思っておけばいいんじゃないんですかね。

 

筆記試験は「あ〜馬鹿だったから落ちたんだろうな」と分かるし、それは(少なくとも私は)納得出来るんですけど
面接はマジでよく分からないまま落ちます。
すっごく楽しく話して、「ヘイシャにピッタリですね〜!」だの「素晴らしいご経験ですね〜!」と散々言っておいて平気で落とす。
マジで分からん。こればかりは分からん。人事の言葉を信じるな。

 

だからあんま気にすんな!!!
会社との相性……というより多分面接官との相性の問題もあるし、運の要素も含むので、考えても仕方ない!!
スパッと切り替えて次行こう!!!
という感じです。

 

どうしても気に食わなければ、担当の面接官のプレゼン能力が雑魚で、人事の会議で私の良いところ全然アピールしてくれなかったんだろうな〜〜!!全くよォ!!!とかって思って責任転嫁しましょう。

自分のメンタルを守っていけ。

 

 

おわりに

こんなもんでしょうか。

人の数だけ就活のカタチはあるので、全然参考にしなくてもいいし、参考にしてもいいです。私の話だけを参考にするのはやめた方がいいと思います。

結局この記事の内容って「これをしたら内定を取れます」ではなくて、「私はこれをしたら内定が取れました」という話なので、生存者バイアスがバッチバチに入っているし、私と性格や価値観が違う人間は全く違う方法を取った方が上手くいくかもしれません。

極端な話、私が就活終えた時期から始めたっていいんだし。本来は3月1日に解禁なんだからさ。

 

理学部は就職無理学部なんて呼ばれたりします。理由はいくつか浮かびますね。

確かに理系歓迎!って書いてあるのは工学部歓迎だなぁとは思うし、理学をやったことが直接武器になる職種は少ないし、大体理学の話なんて面接官は全然分かってくれないし。

 

ただ無理ってことはないです。

無理ではない。少なくとも無理ではない。

不利な可能性は……まぁ……業界と会社によっては……。

 

重要なのはなんで理学をやってきたのか、なんで理学やってきた貴方がその業界に進むのか、そういったことを説明出来るかどうかだと思います。

それから論理的思考能力はそんじょそこらの人間には負けないはずなので、是非そういう武器で殴っていきましょう。

 

ということで、これから就活をする人は頑張ってください💪

 

おまけ①:他の人の就活記事

就活のカタチは人それぞれ。

私の話だけ聞いてると偏って失敗してしまうと思うので、色んな人の就活話を聞いて欲しいな〜と思っています。

 

ということで、私が知ってる範囲のCCS会員による過去の就活記事を載っけておきます。

また新しく誰かが書いたら追加していくかも。

私の記事より圧倒的に短いので読みやすいはずです。

 

抹茶

【就活】就職先決定までにやったこと - チャチャチャおもちゃの抹茶っちゃ

これは就活記事じゃないけれど、新卒1年目の記事↓

【雑記】社会人になって9ヶ月経ちました - チャチャチャおもちゃの抹茶っちゃ

やまむー

情報系学生が公務員行政職を目指した話 - やまむーのブログ

ゆんらべ

参考にならない就活雑記 - 精密ガバガバゆんらべブログDX

 

おまけ②:面接質問集

面接で聞かれた質問集〜〜!!!

覚えているの全部書いておくぞ〜〜!!

 

面接対策のところでも書きましたが、一問一答で用意するのはオススメしません。

でもどういう質問が来るのかは知ってる方がドキドキしないので……。

どちらかと言うと、コレを見て準備するというより、準備してから質問集を見てみて、そこそこスラスラ答えられそうなら十分な準備が出来てるって思っていいんじゃないでしょうか。

とは言え、業界によっても企業によっても、なによりESや履歴書に書いてあることによっても、質問内容は変わってくると思うので、ここに無いのを聞かれたからって私に文句を言わないでください。

 

いくぞー!!

 

進路・学業:中学受験,物理学科,院進

・母校である(中学校/)高校/大学を選んだ理由は?
・中学受験した理由は?
・大学の学部学科選びの理由は?なんで物理学をやろうと思ったの?
・なんで院進を決めたの?
・物理学のどんなところが好き/面白い?
・学業で苦労した点はどんなこと?
・どういう風に勉強してた?勉強で工夫したことはある?自分だけの勉強方法ってある?

 

過去の経験

・学生時代に一番力をいれたことは何?
・習い事は何かやってた?なんでそれを始めたの?どれくらい続けて、なんで辞めたの?
・部活動はやっていた?どれくらい続けた?
・アルバイトは何をしていた?
・学業やサークル以外での活動は何をしていた?
・サークル/アルバイトにおいて大変だったことはある?どうやって解決したの?
・人生で一番嬉しかったこと、面白いと思ったことは何?
・挫折経験はある?どう乗り越えたの?

 

研究:半導体の物性理論研究

・研究内容を詳しく教えて
・その研究室/研究テーマを選んだ理由は?
・その研究の新規性はどこにあるの?どう役立つの?
・苦労した点は?どう解決したの?
・困ったときにどう解決してる?
・困ったとき、自分で調べるタイプ?それともすぐに質問する?
・研究室内で発表はよくやる?学会発表経験はある?

 

サークル:ゲーム制作

・そのサークルを選んだ理由は?
・活動内容を簡潔に説明してほしい
・なんでゲームを作ろうと思ったの?興味を持ったキッカケは?
・チームで作ったの?1人でどこまでやったの?
・苦労した点は?
・ゲーム制作をしている過程で嬉しいと感じたところ、やっていて面白いところは?
・ゲーム作るの楽しい?
・今まで一番思い出深い作品は?自信作は?
・どういう環境でどの言語を使ってどれくらいの規模感のゲームを作っていたの?
・サークルメンバーと意見をぶつけるようなことはあった?意見が違ったらどう解決してた?

 

人柄

・あなたの長所、短所は?
・自分の好きなところ、嫌いなところを3つずつ説明してほしい
・他の人にどういう人だと思われていると思う?その根拠は?
・どういうときにストレスを感じる/心が折れる
・苦手なことはある?それをやらなきゃいけないときどうする?
・イライラすることある?それはどういうとき?
・嫌いな人、苦手な人の特徴は?そういう人とはどういう関係をとる?
・適性検査でこういう性格だという結果が出てきているけど、自分ではどう思う?その根拠は?
・人とコミュニケーションとる上で大事にしていることはある?どんなこと?

 

業界・職種・就職活動

・この業界に興味を持ったきっかけはどんなこと?
・この業界は今後どうなっていくと思う?
・なんでこの職につきたいの?
・どういう軸で企業を見てるの?
・教員免許取ってるけど教師にはならないの?なんで?
・ゲーム業界には興味ないの?なんで?
半導体業界には興味ないの?なんで?
・こういう職種がやりたいって言ってるけど、具体的にはどういう仕事だと認識してるの?
・最近気になったニュースはあった?なんで気になったの?
・こういうニュ―ス知ってる?どう思った?
・こういうニュースが出てきたけど、これによって社会はどう変わると思う?
・この技術はどういうことに使えると思う?

 

企業・将来

・志望動機
・入ったらやりたい仕事はある?
・気になっている事業(部)はある?
・あなたにとって「働く」とは?
・どういう上司と働きたい?
・どういう上司になりたい?
・5年後、10年後どういったキャリアを描いていきたい?
・入社したらどういうことをやると想像している?

 

以上!