Identity

わたしにしかできないこと

寄付って自己満だから。でもしないより良い。

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CCS Advent Calender 2022

こちらの記事はCCS Advent Calender 2022 の23日目の記事です。

 

adventar.org

 

昨日の記事はこちら↓

zukashun.hatenablog.com

 

ChatGPT、未だに使ったことがありません。

今度遊んでみようかしら。

おもろい記事でした。

 

 

はじめに

 

こんにちは、マナ板です。

物性理論の話を書くはずでしたが、あまりの時間のNASAと面倒くささに諦めました。楽しみにしていた方(居るんですか?)、ごめんなさい。

物性理論に関する文章は図書館にいくらでも転がっているので、そちらをご覧ください。

 

1つ述べておくとすれば、スプラ3に本当に必要なものはプロコンじゃなくてシリコンってこと!

 

はい。

このギャグ(?)思いついたの私じゃないから責任は負いかねます。

 

 

ということで、下書きで半分程度書いて放置していたものを発掘して公開します。

 

 

今年の2月だか3月だかに髪を40cm近くバッサリと切りました。

腰くらいまであった髪がサッパリショートヘアになってしまったわけですね。

 

長く伸ばした髪をそのまま捨ててしまうのももったいないので、ヘアドネーションをしました。

 

今回はその経緯、方法、感想などのお話をしたいと思います。

 

 

ヘアドネーションとは?

 

まずヘアドネーションについて説明します。

 

ドネーション(donation)とは、英語で「寄付」を意味する単語です。

つまりヘアドネーションは「髪を寄付する」という意味です。

 

主に先天性の脱毛症、がん治療による脱毛などによって髪を失ってしまった子どもたちのため、ウィッグを無償で作って寄付する活動のことを指します。

 

日本ではNPO法人 Japan Hair Donation & Charity(以下JHD&C)を初めとしたいくつかの団体が、髪の毛の回収、ウィッグの作成、提供を行っています。

 

ヘアドネーションは誰もがドナーになることが出来、髪の毛を望む子どもたちの助けになることが出来る活動です。

 

 

私がヘアドネーションを行うまで

 

始まり

 

私がヘアドネーションを知ったのは2021年の春です。いえ、もっと以前から何となくは知っていたのですが、ヘアドネーションという単語をきちんと知ったのはこの時期です。

何で知ったのかあまりよく覚えていないのですが、Twitterか何かで知ったのだと思います。

私の知識の半分はTwitterから得られています。

 

私は基本的にはロングヘアが好きなのですが、唐突に髪をバッサリいきたい衝動に駆られることがあります。

失恋だけがトリガーじゃないですからね。

枝毛のストレスとかね、ドライヤーの面倒くささとかね、そういうのから開放されたい瞬間があるんですよ。

でもロングヘアの方がかわいいよな。分かる。お前はよく分かってるよ。

 

2019年の秋頃にはボブヘアだった私は約1年半髪を伸ばし、「そろそろバッサリいっちゃおうかなぁ!?」などと思い立ち、ショートヘアにしようと色々調べていたところ、ヘアドネーションの活動を知りました。

 

せっかく伸ばした私の髪です。

捨てられるよりも、誰かの髪として再び輝く機会があるのなら、そちらの方がとびきり素敵だろう、と感じました。

 

ただ、私は自分の髪がヘアドネーション条件に引っかかる可能性があることに気付きました。

 

ヘアドネーションには性別・年齢などの制限は全くありません。

パーマ・カラー・ブリーチなどを行ったことのある髪でも問題ありません。(少し引っ張るだけで切れてしまうような、極端に傷んだ髪はダメみたいですが)

 

ただ、1つだけクリアせねばならない条件があります。

 

寄付する髪の長さが31cm以上あることです。

 

一部の団体ではもう少し短い髪でも寄付できるところもあるようですが、

ウィッグの作成方法の関係で、ある程度長い髪でなければフルウィッグを作ることができません。

よって、ほとんどの団体で下限が31cmです。

 

また、長髪のウィッグは需要がある一方、長い髪の寄付が少ない(そこまで伸ばしきる人が少ない)ため、寄付する髪は長ければ長いほど喜ばれるようでした。

31cmで切ったとしても毛束の全てが31cmなわけじゃないですし。35cmで切った方が31cm以上の毛が得やすいというのもあります。

 

当時の私の髪は、限界まで切れば31cmを取ることができそうでしたが、

それをやると切った後の私の髪型が限られてしまいそうなのと、より伸ばした方が喜ばれるのなら……と、ショートヘアにすることを1度諦めることにしました。

 

2021年度は就活を行う関係で、途中で髪型を大きく変えることはしない方が良いだろうと思ったので、就活が終わったらバッサリいこう!と決め、更に1年間髪を伸ばすことにしたのです。

 

準備

 

2022年3月、私は無事就活を終え、ヘアドネーションの準備を始めました。

 

準備と言ってもやることは大きく分けて2つです。

1つ目はヘアドネーションが行える美容院を探すこと。

2つ目は髪を送るためのレターパックを手に入れることです。

 

まず、私はJHD&Cへ髪を送ることに決め、美容院探しを始めました。

ちなみに誰か特定の人物のために髪を寄付することはJHD&Cでは出来ません。そもそも1つのフルウィッグをつくるためには、30~50人分のヘアドネーションが必要だそうです。

 

JHD&CのHPでは、JHD&Cへの協力に同意した「賛同サロン」を検索することが出来ます。

 

ヘアドネーションをする際は、乾いた髪をいくつかの束に分けてゴムで結い、結び目の1cm上をカットします。おそらく「31cm以上」の半端な1cmはココから生まれています。

完全に乾いた髪である必要があるのでシャンプー前にお願いせねばなりませんし、きちんと説明して美容師さんにやっていただかないと寄付できません。

賛同サロンであれば、ヘアドネーションの方法などは分かってくださっているので、その点安心です。

 

自分の地元や大学近くのサロンを検索し、気に入ったサロンを予約しました。

予約の際にはヘアドネーションを行いたいことを事前に説明しておくのが良いと思います。

 

 

次に郵便局へ行ってレターパックを買いました。

ヘアドネーションはドナー本人が髪を団体へ寄付します。

レターパックでなくてもいいのですが、JHD&Cでは追跡機能のあるレターパックや宅配サービスを推奨していたので、私はレターパックにしました。

 

 

いざ美容院へ

 

当日は完全に乾いた髪でないといけないので、入浴などは前日までに済ませ、当日にシャワーを浴びるようなことはしないようにします。

これはどこかで聞いた話ですが、ドライヤーでは髪は完全には乾かないらしいです。

夜お風呂に入ってドライヤーで乾かしても少し残っていて、寝ている間に完全に乾くみたいです。ちなみに残った水分が寝癖の原因になるとか。

完全に乾いていないとカビなどが発生し、ウィッグとして使えない髪になってしまいます。

 

さて、予約時点で話が通っているので、美容院では特にこちらから説明することなく「ヘアドネーションですね!」という感じで話が進みます。

切った後の髪型はどうするのかなど、普段髪を切る際にも行うような質疑応答を終えると、ヘアドネーションの準備に入ります。

 

先述の通り、髪の毛をいくつかの毛束に分けてゴムで止めて切ります。

 

 

こんな感じ。

このゴムの上を切るわけですね。

正直この写真見たらゴムの位置はもっと上でも良かった気がしてきますね。

 

美容師さんが「切ってみませんか!?」とハサミを貸してくださったので、1束だけ自分で切りました。

めちゃ難しかったです。普通のハサミとちょっと違うので。

 

全部切り終わると頭がめちゃくちゃ軽くて気持ちが良かったです。

 

この後は普段の美容院と同じ。

最後に切った髪をいただいて持ち帰ります。

 

 

髪を送る

 

切った髪をえっちらおっちら家まで持ち帰ったら、今度は準備していたレターパックに入れて送ります。

 

そのまま入れてしまうのはなんだったので、ジップロックみたいなのに入れてからレターパックに入れた記憶があります。

JHD&CのHPにも、「ビニール袋などに入れて」と書いてありますね。

 

ラップでグルグル巻きにしてあったり、紙にテープで貼り付けてしまったりすると、送られた側が開封に時間がかかって大変なので、簡単に取り出せる形で送りましょう。

 

また、JHD&Cに送る場合はドナーシートを記入して送ります。

染めたことのある髪か?ブリーチしたことのある髪か?といった簡単な質問にチェックを入れるだけです。多分ウィッグの質に関わるんじゃないでしょうか。

任意のものなので、入れなくてもいいみたいです。

 

全ての髪とドナーシートをレターパックに入れ、送り先を書いたらあとはポストに入れるだけ。

これにてヘアドネーション終了です。

 

 

終わったら

 

レターパックは追跡機能が付いているので、きちんと届いたかを確認することができます。

 

また、JHD&CのHPではレターパックの追跡番号を入力すると、デジタル受領書なるものを貰えます。

特に何か効力のあるものではないですが、記念に貰ってもいいですね。

イラストがちょっとかわいいです。

 

まとめ

 

いかかでしたか?(テンプレート)

 

送った髪がウィッグになるまでどれくらいの時間がかかるのかよく知りませんが、半年以上は経っているので、もしかしたら私の髪は誰かのウィッグとして生きているかもしれません。

 

人毛のウィッグって普通に買うとめちゃくちゃ高いですからね……。

無償提供ってすごいことだと思います。

 

是非皆さんも長髪からバッサリ切るときはヘアドネーションも考えてみてくださいね。

 

 

ちなみに「そんな31cmも切れるようになるまで伸ばせるか!」という方のために、JHD&Cではシャンプーなどの商品を買うことで金銭的に支援することもできるみたいです。

 

また、美容院で切らなくても、お家で抜け毛(自然脱毛)を集めて寄付することもできます。抜け毛は根元から抜けているので切るよりも長い髪が得られるというわけですね。

もちろんこの場合も31cm以上無いといけませんが、頭皮から31cmであればミディアムヘアくらいでも行けるんじゃないでしょうか。

地道な方法にはなりますが、美容院代もかかりませんし、髪型を変えずにできる方法でもあります。

量よりも長さが大事なので、少なくてもいいので抜け毛が集まったら送ってみるのも良いかもしれません。

詳しくはググってみてくださいね。

 

 

おまけ

 

せっかくショートヘアにしたのでイヤリングカラーを入れました。

リンレンオンリーイベのために黄色→マジミラのために青緑→好みで紫

次またミクイベあるし青緑にしようかな、ビビットピンクもいいな、などと考えています。

修論終わりにまた色を入れようと思っています。 

 

みんなもレッツ派手髪‼️

 

 

明日のアドカレは〜?

 

Moの韓国旅行話(後編)らしいです。

 

韓国、行ったことあるけど英語村みたいなとこに幽閉()されてただけだから観光したことないわね。

帰りに空港で特定の単語だけ日本語が話せる店員さん達から「ヤスイヨ!!オイシイヨ!!」と韓国海苔を押し売りされた辺りしか韓国を感じなかったな……。